人を知る
MEMBER
文系出身・プログラミング経験のない自分が、「ものづくり」をするSEの仕事。
自分の手掛けたシステムが、災害時に役立つというやりがい
地方自治体が住民に向けて災害情報を伝達するためのシステムの開発をしています。具体的には、屋外に設置しているスピーカーや個人のスマートフォン・タブレット、各種SNSなどに一括で情報を配信するシステムで、ソフトウェアの設計からテストまで幅広い工程に関わっています。私が携わったシステムが自治体の方に運用され、住民の皆さまの役に立っているのは大きなやりがいです。複数の自治体からカスタマイズの要望が一気に来たときは、さすがに大変でしたが、その分、やり切った後の達成感は格別で、「ものづくり」って感じですね。
「未来の自分」を助けるつもりで、今の仕事を丁寧に
様々な媒体に情報を配信するシステムなので、連携先によってどのように情報を送るか、どのようなレスポンスがあるか、またそれを踏まえてどう調整するかがすべて異なっています。配信先特有のさまざまな知識が必要な点が大変でしたね。綿密なスケジュールを立てても実際にとりかかると想定以上の時間を要してしまい、計画の見直しが必要になることもありました。
配属当初は週に一度、勉強会を開いていただいて徐々に知識を増やしていく感じでした。今でも身に付けた知識は事細かに記録するようにしています。軽いメモだと後で見直した際に思い出せないので、未来の自分を助けるつもりで詳細にまとめています。備忘録の役割だけでなく、引き継ぎ資料としても使えますしね。SISで働き始めてから、未来を見据えて行動できるようになったと思います。
就活当初、IT業界やSEは考えていませんでした
私は文系出身のため、入社前のパソコンの知識・技術に関しては、文書作成ソフトや表計算ソフトの利用経験がある程度でした。当然プログラミングは全く経験がありませんでしたが、研修を通じて学んでいき、自分で書いたプログラムが期待通りに動いたときは感動しましたね。
就職活動では最初、業種や職種を絞らずに活動していました。正直、絞れなかった・どの仕事もピンと来なかった感じです。そのため、あまり興味がない業界の説明会にもまずは一度足を運び、お話をうかがったり会社の雰囲気を感じ取ったりしていました。IT業界は理系の仕事だと思っていたので、視野にはありませんでしたが、合同企業説明会で出会ったSIS社員が、すごく丁寧に対応・説明してくださって「自分にもできるかも?」と思ったのと、直感で「こんな人たちと一緒に働きたい」と感じて決めました。
これまでは先輩やメンバーを頼ることが多かったですが、今後は、メンバーやお客様から頼られるシステムエンジニアに成長できるよう頑張ります。