導入事例case study
SI事例
システムの停止時間を最小限に抑え、業務の可用性を向上
障害を恐れることなくアップロード作業が可能に!
サーバーが1台停止すると業務継続できず、時間あたりのアップロード目標件数に達しなかった現行システム
Corosyncを使って死活監視し、障害発生時に稼働系と待機系のサーバーを切り替えるように制御
さらに低コストでHAクラスタをOSS(オープンソースソフトウェア)を活用して実現
製造業様
目的 可用性の向上
業種 精密機器
規模 年間50PB以上のデータ保存
導入前課題・問題点
・クラスタ化されていなかった
・サーバーが停止すると業務を継続できず、時間当たりの目標アップロード件数に達しない
解決方法
・サーバをクラスタ化するようにシステム構成を再設計
・HAクラスタ※にすることで、障害が発生してもシステムの停止時間を最小限に抑えることが可能に
・Pacemaker/Corosyncを利用して各アプリケーションを二重化し各サーバに配置
・Corosyncによりマシンの死活監視を行い、障害発生を検知した場合、稼働系と待機系のサーバを切り替えるように制御
・DRBDを利用して稼働系と待機系のサーバ間でデータを複製
※HAクラスタとは、サーバーを複数台使用して、冗長化することで障害が発生してもシステムの停止時間を最小限に抑え、
業務の可用性を向上させるクラスターシステム
※Pacemaker/Corosync/DRBDとは、クラスタ化するためのオープンソース
導入後の効果
・稼働系で障害が発生した場合は系切替を行うことで業務を継続できるようになった
・サーバーが一台停止する障害によりアップロード作業が中断する懸念が解消された
・OSSを利用することで導入コストを抑えられた